RPETバッグ(再生PET)

RPETバッグ(再生PET)

再生ポリエステル製。GRS認証。ロットごとにトレーサビリティを確保します。

RPETは、リサイクルされたポリエチレンテレフタレート(再生PET)、つまり再生ポリエステルのことです。使用済みのPETを回収し、洗浄・粉砕して、ポリエステルの糸に紡ぎ直したものです。その糸が、貴社のバッグの生地になります。

主な原料はペットボトルですが、それだけではありません。ボトル以外の使用済みPETや産業廃材のPETも同じ流れに入ります。訴求の裏付けになるのは、PETが何であったかではなく、認証された再生原料の含有率です。

できあがるバッグは、通常のポリエステルと同等の耐久性・印刷品質・耐荷重を持ち、加えて再生原料の含有率が認証と書類で裏付けられます。サステナビリティの主張を書面で示す必要がある場合、書類が付いてくる素材はこれです。

いまRPETが選ばれる理由

いま需要が伸びている理由は2つあります

EUの規制

EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR、Regulation (EU) 2025/40)は、2030年1月1日からプラスチック包装への再生原料の最低含有率を求めます。EU域内で販売される製品をお持ちの場合、いま調達先を決めておくと期限に余裕を持って対応できます。GRS認証のRPETは、この再生原料目標を裏付ける資料として使えます。最終的な適合判断は、対象製品の範囲と法務確認によります。

また2026年9月27日から、指令 (EU) 2024/825 により、根拠を示せない包括的な環境訴求は禁止されます。第三者認証は、販促上の付加価値ではなく、根拠そのものになります。

日本国内での立証責任

景品表示法第7条第2項(不実証広告規制)では、環境に関する表示について、消費者庁から合理的な根拠資料の提出を求められることがあります。提出期限は原則15日以内です。第三者認証は、その場で出せる資料になります。GRSは、原料から完成品までの再生原料の流れを追跡できる書類を伴う認証です。

自社でサステナビリティの目標を公表している場合や、調達部門が責任ある調達を対外的に説明する必要がある場合、GRS認証のRPETはその裏付けとなる記録を提供します。

概要

仕様

素材再生PET(RPET)ポリエステル糸
原料ポストコンシューマーの再生PET。主にペットボトルですが、それ以外の再生PET原料も使用します。
耐荷重構造により 最大18kg
形状トート・買い物袋・保冷バッグ・ボストン型・リュック型・ガーメントバッグ
認証GRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)IDF-26-1040972 ・ BSCI
再生原料比率形状により 80〜100%
別注対応サイズ・色・持ち手の種類・印刷(ラミネート加工、シルク印刷、昇華転写〈RPET不織布〉、熱転写印刷)
最小ロット10,000枚
生産国ベトナム・中国
ペットボトルからバッグへ

ペットボトルが生地になるまで

1
使用済みペットボトルを回収し、選別します
2
洗浄・殺菌のうえ、フレーク状に粉砕します
3
フレークを溶融し、ペレットに成形します
4
ペレットを紡糸し、ポリエステルの糸にします
5
糸を織る、または編むことで生地にします
6
生地を裁断・印刷し、バッグに縫製します

この工程のすべてがGRS認証のもとで記録されます。完成品に含まれる認証再生原料の比率は、書面でご提示します。

表面加工の有無
GRS · Global Recycled Standard

無加工(コーティングなし)の単一素材RPETバッグは、回収とリサイクルの仕組みが整っている地域では、一般にリサイクルしやすい仕様です。使い切ったあと、再びリサイクルの流れに戻すことができます。ラミネートやコーティングを施したRPETバッグは、耐水性が上がり、表面の質感も変わりますが、加工層がリサイクル性に影響します。循環(クローズドループ)を訴求される場合は、無加工仕様をおすすめします。どちらが用途に合うかは、弊社からお伝えします。

認証

ご発注に付帯する書類

GRS
GRS — グローバル・リサイクル・スタンダード

原料から完成品までの再生原料を第三者が検証する認証です。再生原料の含有率を主張する場合に必要になります。弊社のスコープ認証番号は IDF-26-1040972(Textile Exchange ID:TE-00345697)、発行機関は IDFL、有効期限は2027年6月29日です。ご発注分の再生原料含有率を証明するトランザクション認証(Transaction Certificate)は、ご請求に応じて発行します。

BSCI
BSCI

生産委託先の労働・社会面の監査です。貴社の調達部門やコンプライアンス部門が監査書類を必要とする場合にご提出します。

よくあるご質問
RPETは通常のポリエステルと何が違うのですか。
通常のポリエステルは石油由来のバージンPETを使います。RPETは同じ素材ですが、使用済みペットボトル由来です。性能は同じです。違いは原料の調達経路と、それについて何を主張できるかにあります。
バッグの再生原料比率はどのくらいですか。
弊社のRPETバッグの多くは、形状と付属部品により80〜100%が再生原料です。ご発注分の比率は、その出荷分のトランザクション認証に記載してご提出します。スコープ認証は弊社が認証されたトレーサビリティの連鎖の中にあることを示すもので、個別のご発注分の含有率を証明するものではありません。
自社製品で再生原料の表示をしてよいですか。
GRS認証があれば、検証済みの再生原料比率を表示できます。表現の細部は、景品表示法および適用される各国の規制の範囲に収まるよう、貴社の法務部門または広報部門とご確認いただくことをおすすめします。
発注前にサンプルを確認できますか。
はい。既存形状のサンプルをお送りできます。版下または寸法が前回から変わる場合は、サンプル代を頂戴します。ご指定の仕様でサンプルを新規に製作する費用です。
納期はどのくらいですか。
版下のご承認から45〜60日です。別注開発の場合は、サンプル承認に2〜3週間を追加でいただきます。
ご発注にGRSの書類が必要ですか。
RPETと他の素材を比較したい場合もご相談ください。ご要件をお送りいただければ、24時間以内にご回答します。
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